赤ひげ獣医さん
先週の連休明けのお話です。
出勤すると、粘着ネズミ捕り(ゴキブリホイホイの大型版)に、野良の子猫がかかっていました。
お腹から足からあごまで、体じゅうぴったりとくっついてしまった子猫。
いつくっついてしまったのか・・
粘度が強く、なかなかとれません。
息も絶え絶えの子猫。
二人がかりでなんとか粘着版から離したものの、強力粘着で体がベトベト。
このあとどうしたら良いものかと・・
頭の中をめぐらすと、山楽倶楽部のメンバーに獣医さんが!!
すぐに先生に電話をし、動物病院に連れていくことになりました。
「こりゃすごいね~」と先生の一声。
このベトベトをとるには薬品を使うのかなぁと思っていた私でしたが、
先生は、子猫を診察台にのせると、シッカロールを体じゅうにふりかけ、ベトベトを絡ませながらとって下さいました。
子猫を扱う先生の手を見ていると、今まで不安だった気持ちに安堵感が・・
先生に子猫を預け、仕事に戻りました。
夕方、先生に連絡をすると、まだひどい状態なので預かって下さるとのこと。
次の日に様子を見に行くと、柔らかい毛がふわふわとかわいらしい子猫になっていました。
でもまだ完全にとれていなく、このまま放すと体にいろいろなものがくっついてしまうので、完全にとれるまで預かってくださることに。
エサももらいきれいにしてもらった子猫でしたが、三日目の朝より具合が悪くなり、残念ながら夕方亡くなってしまいました。
子猫を引き取りに行き、診察料をたずねると、
「うちは野良ちゃんは無料なんです」と。
思いもしなかった言葉に思わず身体が固まってしまい、
言葉に言い尽くせないくらい、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生に看てもらった三日間、先生の手から温かさが伝わり子猫も幸せだったと思います。
お世話になり本当にありがとうございました。
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